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JR東日本/4~6月の駅スペース活用事業1.9%減の999億円

2014年07月30日 / 決算

JR東日本が7月30日に発表した2015年3月期第1四半期決算によると、駅スペース活用事業の売上高は999億円(前年同期比1.9%減)、営業利益82億円(11.0%減)となった。

駅スペース活用事業では、コンビニエンスストア「NEWDAYS」の品そろえを強化するなど既存店舗の活性化を推進した。デスティネーションキャンペーンと連動した「東京駅まるごとやまがたフェア」の実施など、地産品や観光のPRイベントに取り組んだ。青森や新潟などの産直市を上野駅などで開催し、東日本各エリアの魅力の発信に努めた。

「エキュート東京」(東京)などの好調による増収があったものの、工事支障などによる閉店や消費税率引上げに伴う駆込み需要の反動減などにより、減収減益となった。

ショッピング・オフィス事業の売上高は640億円(2.0%増)、営業利益は186億円(0.5%減)となった。

ショッピング・オフィス事業では、「錦糸町テルミナ」(東京)や「ペリエ稲毛コムスクエア」(千葉)、「平塚ラスカ」(神奈川)においてリニューアルを実施するとともに、集客力のあるテナントを継続的に導入し、既存店舗の活性化を図った。

7月の「シァル桜木町」(神奈川)の新規開業に向けた準備のほか、2014年度末開業予定の長野駅新駅ビル、2016年春完成予定の新宿駅新南口ビル(仮称)の建設工事を進めた。

ルミネの売上が好調であったことや前期に開業した「JR大塚南口ビル」(東京)の増収効果などにより、売上高は前年を越えたものの、販促費などの増加により減益となった。

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