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JR東日本/3月期の駅スペース活用事業、減収減益

2014年04月30日 / 決算

東日本旅客鉄道が4月30日に発表した2014年3月期決算によると、駅スペース活用事業の業績は、売上高4158億円(前期比0.6%減)、営業利益360億円(4.0%減)となった。

前期に開業した東京駅「セントラルストリート」などの増収効果があったものの、既存店の業績の低迷などにより、減収減益だった。

「ペリエ海浜幕張」や「mAAch ecute神田万世橋(マーチエキュート)」を開業。東京駅や立川駅など、首都圏を中心にエキナカ商業施設のリニューアルを進め、魅力ある店舗展開による競争力強化を図った。

ショッピング・オフィス事業は、売上高2618億円(5.1%増)、営業利益の720億円(5.7%増)で、増収増益だった。

「アトレヴィ大塚」や「nonowa東小金井」を開業、東京駅丸の内駅舎保存・復原工事の完成に続き、昨年9月、東京駅八重洲口に南北のオフィスビルをつなぐ「グランルーフ」が完成した。

「アトレ吉祥寺」、「ルミネ有楽町」、「エスパル郡山」などのリニューアルを実施したほか、既存店舗の活性化および集客力のあるテナントの導入を引き続き推進した。

昨年8月に「JR大塚南口ビル」を開業するとともに、2014度末開業予定の長野駅新駅ビル、2016年春完成予定の新宿駅新南口ビル(仮称)の建設工事を進めた。

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