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JR東日本/4月~6月の駅スペース活用事業は7.9%減の938億円

2011年07月28日 / 決算

東日本旅客鉄道が7月28日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、駅スペース活用事業の売上高は938億円(前年同期比7.9%減)、営業利益65億円(26.3%減)となった。
駅スペース活用事業においては、「エキナカ」の価値を最大まで引き出す「ステーションルネッサンス」を引き続き進め、「エキュート品川サウス」(東京)を5月に全面開業した。
三鷹駅や西船橋駅において、エキナカ商業施設のリニューアルを実施した。しかし、東日本大震災以降の消費自粛や出控えなどの影響で減収減益となった。
ショッピング・オフィス事業の売上高は573億円(0.5%増)、営業利益180億円(8.0%増)となった。
ショッピング・オフィス事業では、震災の影響により開業を延期していた「エクセルみなみ」(茨城)を6月に開業した。また、「グランデュオ立川」(東京)などのリニューアルを実施し、さらなる競争力強化を図った。
ルミネのバーゲン開始時期の前倒しや、前期にリニューアルした「アトレ吉祥寺」(東京)の増収効果などにより増収増益となった。
通期は、駅スペース活用の売上高3930億円(1.8%増)、営業利益330億円(5.2%増)、ショッピング・オフィス事業の売上高2260億円(1.2%増)、営業利益610億円(5.0%減)の見通し。

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