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JR東日本/4~6月の駅スペース活用事業は1.5%減の1019億円

2013年07月30日 / 決算

東日本旅客鉄道が7月30日に発表した2014年3月期第1四半期決算によると、駅スペース活用事業の売上高は1019億円(前年同期比1.5%減)、営業利益92億円(1.4%減)となった。

駅スペース活用事業では、「エキュート品川サウス」(東京)など、首都圏を中心にエキナカ商業施設のリニューアルを進め、魅力ある店舗展開による競争力強化を図った。「地域再発見プロジェクト」の一環として、上野駅などで産直市を継続的に開催し、東日本各エリアの魅力の発信に努めた。

このほか、本年4月、地域に密着した事業展開を目的として、東北・新潟エリアにおける駅構内の土産店や飲食店などを、それぞれのエリアに拠点を置くグループ会社に集約する事業再編を実施した。

前期に開業した東京駅「セントラルストリート」(東京)などの増収効果があったものの、既存店の業績の低迷などにより減収減益となった。

ショッピング・オフィス事業の売上高は628億円(6.1%増)、営業利益187億円(4.7%増)となった。

ショッピング・オフィス事業では、中央線三鷹~立川間で進めている「中央ラインモールプロジェクト」の一環として、本年5月に「NONOWA武蔵境」(東京)を開業した。

「ルミネエスト」(東京)や「アトレ吉祥寺」(東京)などのリニューアルを実施するとともに、既存店舗の活性化と集客力のあるテナントの導入を継続して進めた。

9月の開業に向けて、「JR大塚南口ビル」(東京)の工事などを推進した。前期に開業した「JR南新宿ビル」(東京)の増収効果などにより、増収増益となった。
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