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マックスバリュ西日本/特別損失発生、第2四半期業績予想を下方修正

2014年09月18日 / 決算

マックスバリュ西日本は9月18日、2015年2月期第2四半期業績予想を修正し、特別損失を計上すると発表した。

売上高は1349億4200万円(前回予想比0.2%減)、営業利益8億3300万円(44.4%減)、経常利益9億9700万円(35.6%減)、当期損失2900万円(6億円の当期利益)とした。

売上高は、消費税率引上げ前に買い置き可能な商品群が大きく伸長したものの、4月以降は駆け込み需要の反動を避けられない状況が続いた。

低価格志向に対応して価格競争力の強化を図る一方で、差別化戦略としてイオンのブランド「トップバリュ」の拡販に努めた。しかし、7月~8月における記録的な降雨の影響もあり、売上高は業績予想を下回る見込みとなった。

一方、営業利益が業績予想を下回る主な要因は、売上総利益率の低下で、値入率が価格据置き措置などによって計画に満たなかったことによるもの。

売上総利益高の減少を吸収すべく経費の圧縮に努めたが、新店4店の開設などもあり、経費の圧縮はわずかに計画を下回る見通し。

当期利益は、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、保有する固定資産について将来の回収可能性を検討した結果、店舗等に係る減損損失として7億800万円を計上し当期損失となる。

固定資産除売却損など5400万円を含めた特別損失の合計は7億6300万円となる見込みだ。

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