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マックスバリュ西日本/第1四半期、売上高6.5%増も営業利益39%減

2009年06月29日 / 決算

マックスバリュ西日本が6月29日に発表した2010年2月期第1四半期決算によると、売上高は529億7800万円(前年同期比6.5%増)、営業利益9億5800万円(39.2%減)、経常利益11億1700万円(34.3%減)、当期利益6億2500万円(35.3%減)の増収減益となった。

同期は意識改革による現場力の向上、働き方改革によるローコスト運営、次世代に向けた新業態の構築、組織改革と社会的責任の醸成などに取組んだ。店舗面では、今年3月広島県呉市に隣接地からのスクラップ&ビルドで、マックスバリュ広東店を出店。町田店・太子南店・相生南店・室積店の4店舗を改装・活性化を実施した。

営業面では、消費マインド低迷への対策として、主力セールスの強化に加えイオングループの電子マネーWAONのポイントキャンペーンが好調に推移した。商品面では低価格志向商品への対応強化に努め、特にイオン共通のプライベート・ブランド「トップバリュ」では、「ベストプライスバイ トップバリュ」などの新ラインナッップも加わり、売上構成比は前期の8.6%から8.7%に向上した。

これらの効果もあり、来店客数では既存店ベースで0.1%増と微増となったが、低価格志向の高まりなどで客単価が伸び悩み、売上高は既存店ベースで1.9%減となった。営業総利益率では前期と同率の26.4%となった。

通期は売上高2300億円(6.3%増)、営業利益85億円(1.4%増)、経常利益86億5000万円(0.2%増)、当期利益43億円(0.3%増)を見込んでいる。

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