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オンワードHD/3~8月は売上高0.4%減、営業利益29.4%減

2014年10月03日 / 決算

オンワードホールディングスが10月3日に発表した2015年2月期第2四半期決算は、売上高1321億2500万円(前年同期比0.4%減)、営業利益25億7700万円(29.4%減)、経常利益30億100万円(37.1%減)、当期利益17億200万円(3.1%増)となった。

アパレル・ファッション業界では、高額品を中心に消費税率引き上げ前の駆け込み需要があったものの、4月以降の反動減や消費者の節約志向の強まりに加えて、天候不順も重なり、夏物セールも盛り上がりに欠ける状況となった。

グループは、国内事業、海外事業ともに選択と集中をさらに進め、基幹事業と主力ブランドへ必要な投資を行い、安定的で収益性の高い事業の拡大と今後成長が見込める分野や市場に向けた新規ビジネスの開発を進めた。

国内事業は、オンワード樫山を中心に、顧客視点にたった質の高い商品・売場環境・サービスをさらに追求したことにより、国内事業全体としては増収を確保した。

一方で、主要な国内子会社の業績回復の遅れから、収益面では減益となった。

海外事業は、欧州地区の構造改革が進む一方で、特にアジア地区の回復が計画より遅れていることから、厳しい業績となった。

通期は、売上高2855億円、営業利益111億円、経常利益123億円、当期利益50億円の見通し。

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