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コメリ/4~9月は売上高1.2%減、営業利益13.8%減

2014年10月28日 / 決算

コメリが10月28日に発表した2015年3月期第2四半期決算は、売上高1622億2100万円(前年同期比1.2%減)、営業利益100億3600万円(13.8%減)、経常利益97億4400万円(13.5%減)、当期利益60億2400万円(9.2%減)となった。

7月1日から9月30日までは、天候不順により夏物商品の販売が低迷したが、主力商品である建築材、植物・園芸用品等が堅調に推移したため、売上高・利益共に前年同期比増収・増益となった。

しかし、4月1日から6月30日までの落ち込みまではカバーすることができず、売上高・利益共に前年同期比減となった。

カード事業は、自社カードによるロイヤルカスタマーの拡大を目指し、年間の利用金額に応じた新たなポイント制度を4月から開始した。カード会員数も順調に増加し、期末で約90万人となった。

オムニチャネルへの取り組みの一環として、お客がインターネットで注文した商品をご希望の店舗で受け取ることができる「取り置きサービス」を開始し、店舗とインターネットとの融合を図った。

新規出店は、パワー(PW)を2店(奈良、和歌山)、ホームセンター(HC)を1店(滋賀)、ハードアンドグリーン(HG)を1府4県下に5店、合計で8店を開店した。HG1店(和歌山)を閉店し、HC1店(秋田)をPWへ業態転換した。期末店舗数は、PW31店、HC145店、HG966店、アテーナ15店、合計で1157店となった。

通期は、売上高3310億円、営業利益183億円、経常利益177億円、当期利益95億5000万円の見通し。

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