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チヨダ/3~11月は売上高2.9%減、営業利益23.3%減

2015年01月09日 / 決算

チヨダが1月9日に発表した2015年2月期第3四半期決算は、売上高1073億9100万円(前年同期比2.9%減)、営業利益62億7900万円(23.3%減)、経常利益66億4500万円(21.6%減)、当期利益35億1500万円(21.8%減)となった。

靴事業では、主力業態である「東京靴流通センター」と「シュープラザ」の店舗コンセプトを明確に分ける「店舗のリポジショニング」を推進した。

「東京靴流通センター」は、地域生活に密着した品そろえと売場作りを推進し、「シュープラザ」では、ブランド提案や商品の機能訴求を中心とした販売を強化し、高単価商品の品そろえも拡大した。

新たな店舗フォーマットとして、「旅、健康、美」をテーマとして女性向け商品の構成比を7割以上に高めたライフスタイル提案型ショップ「YOU-HOLA(ユウホラ)」、駅前・商店街型で日常のオシャレを提案する「シューズ・パレッタ」、大型商業施設向けに開発した「SHOE・PLAZAPARK」、衣料品事業「マックハウス」との共同出店の展開を開始し、出店可能な立地を拡大した。

天候不順の影響等により、ブーツやレディースサンダルといった季節商品の販売は落ち込み、低価格帯の商品において、消費税増税や仕入価格上昇分の販売価格への転嫁が遅れたこと等から、靴事業全体の売上、売上総利益率は前年を下回って推移した。

これらを受け、MD統括室を新設し、地区本部ごとに行っていたマーチャンダイジングを本社主導で全国横断的に行う体制を整えた。

新業態の店舗を含め計33店を出店し、一方で、不採算店舗の閉鎖も積極的に行い、39店を閉店した。アイウォークは、5店を出店し、3店を閉店した。期末店舗数は1142店(4店減)となった。

通期は、売上高1455億3000万円、営業利益94億9600万円、経常利益99億9100万円、当期利益51億5600万円の見通し。

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