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メディパルHD/3月期は売上高2.5%減、営業利益5.4%減

2015年05月13日 / 決算

メディパルホールディングスが5月13日に発表した2015年3月期決算は、売上高2兆8729億500万円(前年同期比2.5%減)、営業利益327億9500万円(5.4%減)、経常利益444億7500万円(10.7%減)、当期利益236億8700万円(7.1%減)となった。

医療用医薬品等卸売事業における売上高は2兆377億8100万円(3.1%減)、営業利益は175億5700万円(10.3%減)となった。

医療用医薬品などの販売は、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動に加え、2014年4月1日に実施された薬価引下げや後発医薬品の使用促進策強化による低価格品への切替えが進んだため市場がマイナス成長となり、厳しい状況で推移した。

国民にとって安全・安心な医療の一翼を担う卸として、製薬企業から患者さんに至るまでのサプライチェーン全体の最適化・効率化を考え、卸機能を無駄なく効果的に発揮するためのさまざまな取組みを行った。

営業面の強化では、1500人規模のMR認定試験合格者を、高い専門知識とスキルをもつARとして任命しており、新たな営業に取り組むとともに製造販売後調査(PMS)の担い手としての活動を展開した。

来期は、売上高2兆9660億円、営業利益350億円、経常利益474億円、当期利益256億円の見通し。

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