流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





メディパルHD/4~9月は売上高5.8%増、営業利益26.8%増

2015年10月30日 / 決算

メディパルホールディングスが10月30日に発表した2016年3月期第2四半期決算は、売上高1兆4857億2500万円(前年同期比5.8%増)、営業利益184億4100万円(26.8%増)、経常利益243億8400万円(23.3%増)、当期利益126億3600万円(23.0%増)となった。

医療用医薬品等卸売事業における売上高は1兆381億6600万円(5.6%増)、営業利益は90億700万円(32.8%増)となった。

医療用医薬品市場は、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進があったものの、新薬創出加算品や新たなC型肝炎治療薬の需要が拡大したこと、前年同期にあった消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動が解消したことなどによりプラス成長となり、販売は順調に推移した。

顧客との販売価格交渉を着実に進める一方で、物流業務の効率化などにより販管費の削減を行い、利益の確保に努めた。

本事業では、国民にとって安全・安心な医療を支える社会インフラとして、製薬企業から患者さんに至るまでのサプライチェーン全体の最適化・効率化を図るべく、卸機能を最大限に発揮するためのさまざまな取組みを行った。

営業面の強化では、1500人規模のMR認定試験合格者を、高い専門知識とスキルをもつARとして任命し、新たなプロモーション活動に取り組んだ。

全国の事業拠点やARなどの人材資源を活用し、医薬品の製造販売後調査(PMS)を製薬企業から請け負う事業を展開した。

通期は、売上高3兆330億円、営業利益380億円、経常利益510億円、当期利益264億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧