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中央魚類/3月期は売上高14.1%増、営業利益13.2%増

2015年05月14日 / 決算

中央魚類が5月14日に発表した2015年3月期決算は、売上高1983億3800万円(前年同期比14.1%増)、営業利益8億円(13.2%増)、経常利益11億5700万円(11.1%増)、当期利益7億7800万円(4.3%増)となった。

水産物卸売事業における売上高は1928億1700万円(14.2%増)となったが、集荷販売費等の増加と一部冷凍品の相場下落により営業利益は1億1000万円(46.0%減)となった。

円安などの影響により輸入冷凍品を中心に単価高が継続し、冷凍サケやホタテなどがけん引して売上高が増加したが、個人消費の伸び悩みで相場が反落するなど厳しい販売環境になった。

鮮魚類は夏から秋の主力商品であるサンマなどを中心に集荷販売が順調に行われ、マグロ類も堅調な動きとなった。

特に最大の商機である年末商戦がカニや養殖鮮魚類などを中心として売れ行きが順調に推移したことにより、全体として売上高が増加した。

グループ会社それぞれが持つ機能を連携させて水産物の集荷販売にまい進し収益確保に注力した。

来期は、売上高1950億円、営業利益8億3000万円、経常利益10億2000万円、当期利益6億1000万円の見通し。

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