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中央魚類/3月期は売上高5.5%増、営業利益39.2%減

2014年05月13日 / 決算

中央魚類が5月13日に発表した2014年3月期決算は、売上高1738億700万円(前年同期比5.5%増)、営業利益7億600万円(39.2%減)、経常利益10億4100万円(29.8%減)、当期利益7億4600万円(497.9%増)となった。

水産物卸売事業では、魚価安であった前年度から一転してアベノミクスによる円安、株高が追い風となり市況が回復して輸入冷凍品を中心に単価が高騰し、なかでも卸売市場での取扱量が多い冷凍サケやエビなどがけん引して売上高が増加した。

鮮魚類は夏から秋の主力商品であるサンマが海水温の上昇などで入荷が不安定となったほか、マグロ類は冷凍メバチの相場高などで苦戦を強いられた。

各魚種が相場高となるなかでシラス干は数少ない単価安の商材となり、売上を伸ばした前年度とは様変わりの展開となった。

水産物卸売事業における売上高は1688億4700万円(5.6%増)となったが、営業諸経費の増加により営業利益は2億300万円(68.7%減)となった。

来期は、売上高1840億円、営業利益8億5000万円、経常利益10億8000万円、当期利益6億5000万円の見通し。

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