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ヒマラヤ/8月期は売上高4.8%増、営業利益11.3%増

2015年09月28日 / 決算

ヒマラヤが9月28日に発表した2015年8月期決算は、売上高723億6000万円(前年同期比4.8%増)、営業利益23億5800万円(11.3%増)、経常利益24億6100万円(11.2%増)、当期利益12億4200万円(33.1%増)となった。

ヒマラヤで10店を出店、5店を閉店、ビーアンドディーで2店を出店、1店を閉店した。期末店舗数は全国にヒマラヤ118店、ビーアンドディー33店となり合計151店、売場面積は26万9189m2となった。

一般スポーツ用品は、ランニングブームに代表される健康志向の高まりが継続していることからシューズを中心に関連商品群が好調に推移した。一方、秋の大型台風や冬場の気温低下遅れによる影響に加え、サッカー用品市場での前年のサッカーワールドカップ商戦に対する反動減などにより、2.2%増にとどまった。

ゴルフ用品は、ゴルフクラブが、前年の増税前の駆け込み需要の反動などからやや低調に推移したが、雑貨・ウェア類の品そろえ強化が貢献した結果、9.3%増となった。

スキー・スノーボード用品は、降雪に恵まれたシーズンとなり、品そろえや価格のニーズへの的確な対応に注力した結果、7.0%増となった。

アウトドア用品は、トレッキングの新規参入層の拡大に一服感があるものの、タウンユースでのニーズが高く、さらにキャンプ用品も天候に恵まれ好調に推移した結果、21.9%増となった。

連結売上総利益率は、季節性の高い商品について、きめ細やかな仕入、在庫管理を実施したことなどから、38.1%となり、1.4ポイント上昇した。

通期は、売上高763億円、営業利益25億6000万円、経常利益26億2000万円、当期利益14億円の見通し。

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