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ベスト電器/3~8月の売上高3.6%減、営業利益14.3%減

2015年10月13日 / 決算

ベスト電器が10月13日に発表した2016年2月期第2四半期決算によると、売上高は894億4300万円(前年同期比3.6%減)、営業利益8億7900万円(14.3%減)、経常利益13億6800万円(7.6%減)、当期利益13億3000万円(5.8%減)となった。

AV商品が、4K対応テレビや大画面テレビの販売構成比の上昇により前年より伸長した。白物商品では、冷蔵庫が省エネ、省スペース大容量タイプ、エアコンは省エネ、高機能タイプが好調に推移する等、製品単価が上昇した。また、梅雨明け以降の猛暑到来により販売台数が大きく伸長したが、3月の落ち込みをカバーするには至らなかった。

また、掃除機がロボット掃除機やスティック型タイプの品揃えの充実により、買い換えや2台目需要が旺盛となり、販売台数と共に売上高は好調に伸長した。調理家電や理美容商品はインバウンド需要の効果もあり、堅調に推移した。

OA商品では、パソコンが昨年3月の消費税増税前特需から4月にかけての「WindowsXP」サポート終了前の駆け込み需要による影響が大きく、販売金額は前年同期を下回った。

店舗戦略は、積極的な既存店舗の活性化を推進しており、当第2四半期累計期間は、12店舗で実施した。また、キッチン・バス・トイレ・洗面化粧台等を中心としたリフォームコーナーを13店舗で新たに導入し、8月末までに延べ52店舗にリフォームコーナーを展開した効果により、住宅リフォーム事業の売上高は大幅に伸長した。

通期は、売上高1755億円(0.2%増)、営業利益9億円(30.1%増)、経常利益17億円(12.8%減)、当期利益19億円(16.1%増)を見込んでいる。

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