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日本調剤/4~9月は売上高14.7%増、営業利益60.7%増

2015年10月29日 / 決算

日本調剤が10月29日に発表した2016年3月期第2四半期決算は、売上高1002億6900万円(前年同期比14.7%増)、営業利益42億1400万円(60.7%増)、経常利益39億3600万円(69.8%増)、当期利益24億7100万円(113.4%増)となった。

調剤薬局事業では、第2四半期は、7月から処方せんの応需を開始した千葉県下での大型病院の分業に対応した3店を含め18店を新規出店し、7店を閉局した。期末総店舗数は522店(物販専業1店を含む)となった。

ジェネリック医薬品の全社での数量ベース使用比率は76.7%、在宅医療の実施店舗は全営業店舗の94.6%に達した。

自社開発の電子お薬手帳「お薬手帳プラス」は、機能改修・改善により利用者の利便性向上に努めた結果、9月末時点において登録会員数が2万4000人を超えた。

調剤薬局事業の売上高は872億800万円(14.8%増)となった。大型の新規出店と既存店実績の堅調な進展に加え、昨年後半に発売されたC型肝炎治療薬の処方せん応需が、主力とする大型門前店舗において大きく増加した。

営業利益は、42億5200万円(36.6%増)となった。売上高増加による増益と各種経費の抑制に加え、ジェネリック医薬品の使用促進や在宅医療への取り組みの強化などによる調剤報酬の増加などで増益となった。

通期は、売上高2204億5500万円、営業利益107億4200万円、経常利益94億9100万円、当期利益56億1100万円の見通し。

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