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ココカラファイン/4~9月は売上高8.9%増、営業利益5.3倍

2015年10月30日 / 決算

ココカラファインが10月30日に発表した2016年3月期第2四半期決算は、売上高1867億9800万円(前年同期比8.9%増)、営業利益53億6200万円(428.8%増)、経常利益65億7000万円(213.8%増)、当期利益37億9000万円(294.7%増)となった。

中核事業であるドラッグストア・調剤事業をより迅速かつ効率的に運営できる経営体制へと抜本的な組織変革を行い、ニーズに対応する地域密着型のきめ細やかなマーチャンダイジングの構築、年間70店を目標とする既存店舗の改装による活性化、事業運営における更なる効率化、地域密着型かかりつけ薬局の実現を目指した取り組みを推進した。

営業活動は、改装を中心とした既存店の活性化策、夏物商材・新製品等の導入施策、訪日外国人向けの販売促進策などが順調に進捗した。

売上高が消費税増税前特需の反動により下落していたこともあり、売上高の前年同期比を押し上げる要因となり、既存店売上高増収率は9.1%増と好調に推移した。

売上高の増加とともに、コスト削減、効率化も順調に進み、利益の押上げ要因となった。

出退店では、増加している訪日外国人の需要を取り込む新業態店2店を含め新規に9店の出店、31店の退店を行った。

既存店活性化を目的に41店の改装を実施するなど、店舗の新陳代謝を促進した。期末のグループ店舗数は、1319店となった。

通期は、売上高3660億円、営業利益88億円、経常利益110億円、当期利益50億円の見通し。

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