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ユナイテッドアローズ/4~9月は売上高8.7%増、営業利益3.5%増

2015年11月06日 / 決算

ユナイテッドアローズが11月8日に発表した2016年3月期第2四半期決算は、売上高641億200万円(前年同期比8.7%増)、営業利益36億1500万円(3.5%増)、経常利益36億1800万円(1.8%増)、当期利益21億3600万円(9.1%増)となった。

衣料品小売業界では、比較的天候に恵まれたことで全般的に好調に推移した。都市部を中心にした訪日外国人客の増加も、百貨店や専門店を中心に売上の後押しとなった。

一方、消費者物価の上昇を背景にお客の節約志向や慎重な購買行動は続いており、衣料品の販売環境は依然として不安定な状況にある。

2016年3月期の単年度経営スローガンとして「目の前のお客様大満足」を掲げた。社是の「店はお客様のためにある」に立ち返り、「目の前のお客様大満足」を全ての判断軸として社員全員が自分にできるお客様大満足を考え、行動した。

スローガンの達成に向けて「商品・販売・宣伝部門連携サイクルの徹底強化」と「在庫増加の抑制」を重点取組課題に定め、さまざまな施策に取り組んだ。

出退店では、ユナイテッドアローズ事業で7店の出店、1店の退店、グリーンレーベルリラクシング事業で6店の出店、2店の退店、スモールビジネスユニットで1店の出店、2店の退店、アウトレットで2店の出店を実施し、期末の小売店舗数は230店、アウトレットを含む総店舗数は253店となった。

通期は、売上高1414億100万円、営業利益116億8600万円、経常利益116億6900万円、当期利益71億300万円の見通し。

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