流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





森永製菓/4~9月期の営業益2.5倍

2013年11月05日 / 決算

森永製菓は11月5日、2014年3月期第2四半期(4~9月)連結決算を発表した。

売上高は813億600万円(前年同期比6.8%増)、営業利益は20億9200万円(約2.5倍)、経常利益は23億6000万円(約2.1倍)、純利益は12億5800万円(約2.3倍)となった。

収益の柱である食料品製造事業は7.6%増収。部門別では、菓子部門が7.8%増、食品部門が5.6%増、冷菓部門が9.4%増、健康部門が4.7%増。
菓子部門では、「ハイチュウ」「ダース」などの売上が前年比プラス。食品部門では、「甘酒」が29%増と好調だった。

冷菓部門は「チョコモナカジャンボ」が23%増と堅調。「サンデーカップ」は14%増だった。健康部門では「おいしいコラーゲンドリンク」が15%増。

利益面では、増収に加え、広告宣伝費の投入を効果的に行ったことでコストを低減、売上原価の上昇にもかかわらず、各利益は力強い結果となった。

通期の業績予想については、売上高を従来の1677億円から1649億円(前期比7.9%増)に、営業利益を41億円から40億円(48.4%増)に引き下げた。

厳しい市場環境が続き、売上高が圧迫されることを見込むと同時に、原材料価格の上昇を受け、費用が増加するとみている。

一方、純利益予想については、76億円から82億円(約5.8倍)に引き上げた。

経常利益予想は44億円(48.0%増)で据え置き。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧