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花王/2013年12月期の売上予想は1.27兆円、想定レートは1ドル90円

2013年02月05日 / 決算

花王は2月5日、2012年12月期通期(4~12月)決算を発表した。売上高は1兆125億9500万円(-)、営業利益は1015億6700万円(-)、経常利益は1042億1400万円(-)、純利益は623億8600万円(-)だった。

同社は2012年12月期より、3月期決算から12月期決算に変更した。このため、経過期間となる2012年12月期は、前期比での増減率などは示さない。

コンシューマープロダクツ事業では、サニタリー製品などのヒューマンヘルスケア事業や、ファブリック&ホームケア事業が売上をけん引した。

ケミカル事業では、対象業界の需要減と、原料価格の低下に伴う値下げなどが売上の重しとなった。

全体の売上高は前年の同一期間に対して0.4%増、為替変動の影響を除くと、実質1.1%増だった。

増収効果のほか、天然油脂や石化原料を中心とした原材料価格の低下、コストダウンの推進や費用の効率化が利益を下支えた。連結子会社が繰延税金資産を計上、純利益の押し上げ要因となった。

2013年12月期の通期業績予想は、売上高を1兆2700億円(-)、営業利益を1160億円(-)、経常利益を1170億円(-)、純利益を730億円(-)としている。

主要為替レートは、1ドル=90円、1ユーロ115円と想定している。

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