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花王/通期は23%増益

2015年02月04日 / 経営

花王は2月4日、2014年12月期(1~12月)連結決算を発表した。

売上高は1兆4017億円(前の期比6.6%増)、営業利益は1332億円(6.9%増)、経常利益は1387億円(8.4%増)、純利益は795億円(22.9%増)だった。1株当たり利益は156.46円(24.1%増)。

為替変動の影響を除くと、売上高は実質4.7%増だった。

地域別でみると、為替の影響を除く実質売上は、アジアで17.3%増、米州で6.7%増、欧州で4.9%増だった。売上高に占める海外比率は、33.1%(前の期は30.9%)。

一方、国内の売上高は4.0%増加した。

主力のコンシューマープロダクツ事業が国内外で伸長。特に、アジアで堅調だった。

増収効果により、各利益も増加。「ロドデノール」配合の美白化粧品に関連する補償関連費用89億円を特別損失として計上したものの、純利益も堅調だった。

2015年12月期については、売上高を1兆4700億円(前期比4.9%増)、営業利益を1500億円(12.6%増)、経常利益を1530億円(10.2%増)、純利益を870億円(9.3%増)とみている。

為替の想定レートは、ドル・円を115円、ユーロ・円を135円としている。

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