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味の素/4~6月期、純利益1.9倍の325億円

2015年07月31日 / 決算

味の素が7月31日に発表した2015年4~6月期の連結決算によると、売上高が前年同期比28.4%増の2922億6500万円、経常利益は67.2%増の258億8200万円、純利益は約1.9倍の325億3200万円となった。

売上高は、海外の調味料・加工食品の現地通貨ベースでの売上げの伸長や、昨年に全持分を取得した米国の冷凍食品の製造・販売会社ウィンザー・クオリティ・ホールディングスと今年株式を取得した味の素ゼネラルフーヅの連結子会社化などにより、前年同期を上回った。

純利益は、特別利益として、AGF株式について今年4月の追加取得以前から保有する持分を当該追加取得時の時価で再評価したことによる、評価差益(段階取得に係る差益)180億円を計上したこともあり、大幅な増益となった。

当期において、欧州の甘味料生産子会社売却を含む事業構造改革費用が発生することを見込んでいるため、今年5月8日に発表した2016年3月期通期の業績予想は据え置いている。

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