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ワコールHD/4~9月は売上高9.9%増、営業利益15.3%増

2015年10月30日 / 決算

ワコールホールディングスが10月30日に発表した2016年3月期第2四半期決算は、売上高1057億1500万円(前年同期比9.9%増)、営業利益96億7600万円(15.3%増)、税引前当期利益106億4600万円(5.2%増)、当期利益74億8200万円(14.6%増)となった。

小売事業本部は、直営店「AMPHI(アンフィ)」では、入店客数が伸び悩んだものの、アパレルブランドやスタイリストとのコラボ商品が好調に推移したことで、一人当たりの平均購買単価がアップし、売上をけん引した。

アウトレットモールで展開する「ワコールファクトリーストア」も空港周辺エリアでのインバウンドの需要が売上に大きく寄与し、事業本部全体の売上は、前年同期を大きく上回った。

通信販売事業部は、カタログ販売が、媒体投下部数の拡大とシーズンごとに投下時期を実需期に合わせたことで、売上は好調に推移し、前年同期を上回った。

ウエブストアも、前年のサイト閉鎖の影響がなくなったことと、検索エンジン最適化により来訪客数が大幅に増え、好調に推移した。事業部全体の売上は、前年同期を上回った。

通期は、売上高2050億円、営業利益140億円、税引前当期利益145億円、当期利益100億円の見通し。

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