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ニチレイ/4~6月期は増収減益、円安によるコスト高が直撃

2013年07月30日 / 決算

ニチレイは7月30日、2014年3月期第1四半期(4~6月)連結決算を発表した。

売上高は1208億1500万円(前年同期比5.1%増)、営業利益は24億6400万円(40.3%減)、経常利益は24億8900万円(40.2%減)、純利益は12億7100万円(63.4%減)となった。

冷凍食品の販売拡大が続くなか、加工食品事業が37億円、海外事業がけん引した低温物流事業が20億円増収となり、全体の売上高も堅調だった。

しかし、円安による原材料・仕入コスト増加を受けて加工食品事業の営業損益が6800万円の赤字になるなどし、利益面での下方圧力が強かった。

通期予想は修正した。売上高を従来予想の4820億円から4920億円(前期比4.7%増)に引き上げた。

引き続き、冷凍食品の販売拡大が予想されるほか、前期に買収した米国子会社も寄与する見込み。円安や原材料高を受けた価格改定にも取り組む。

一方、営業利益は従来予想の180億円から170億円(5.2%減)に、経常利益は173億円から162億円(5.8%減)に、純利益は105億円から100億円(1.8%増)にそれぞれ引き下げた。

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