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ライオン/想定レート修正し売上高予想を引き上げ、1~6月期は増収増益

2013年08月02日 / 決算

ライオンは8月2日、2013年12月期第2四半期(1~6月)連結決算を発表した。

売上高は1660億4100万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は28億7200万円(27.7%増)、経常利益は39億1100万円(38.1%増)、純利益は21億200万円(81.1%増)となった。

為替が想定よりも円安に振れたため、売上高が押し上げられた。為替変動の影響を除くと、売上高は実質0.5%減となる。

オーラルケア商品やビューティケア商品、薬品などを扱う一般用消費財事業は2%減収。もっとも、高付加価値製品の育成や販促費の効率化などを進めたことで、営業利益は42.3%増加した。

一方、タイ、韓国、中国などで展開する海外事業は33.3%増収となった。

利益面では、増収効果があったほか、商品構成の改善や、持分法投資損益の増加、有価証券売却益の発生などが経常利益や純利益を押し上げた。

通期予想については、売上高を従来予想の3420億円から3520億円(前期比5.0%増)に引き上げた。

通期の想定為替レートを変更したため。ドル・円の想定レートを従来の85円から95円に、バーツ・円の想定レートを2.7円から3.2円にそれぞれ修正した。

その他の業績予想は据え置き。営業利益を100億円(38.6%増)、経常利益を110億円(28.4%増)、純利益を60億円(41.6%増)と見込んでいる。

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