ライオン/1~6月期は増収増益
2014年08月05日 / 経営
ライオンは8月5日、2014年12月期第2四半期(1~6月)連結決算を発表した。
売上高は前年同期比6.4%増の1766億円、営業利益は37.8%増の39億円、経常利益は15.3%増の45億円、純利益は17.3%増の24億円だった。
オーラルケア商品やビューティケア商品のほか、衣料用洗剤や柔軟剤などのファブリックケア商品、薬品などを扱う一般用消費財事業は、7.1%増収。新商品が好調だったことに加え、消費増税前の駆け込み需要が押し上げ要因となった。
ビューティケア分野が14.8%増収と大きく伸びたほか、オーラルケア分野とファブリックケア分野がそれぞれ8.2%増収。一方、台所用洗剤などを扱うリビングケア分野は2.0%減収となった。
一般用消費財事業のセグメント利益は71.8%増。
海外事業は6.9%増収。為替変動の影響を除くと、実質4.5%増収となった。セグメント利益は、ブランド育成のためにマーケティング投資を増加させたことで、53.8%減少した。
通期予想は据え置いた。売上高を前期比2.3%増の3600億円、営業利益を10.9%増の120億円、経常利益を5.7%増の130億円、純利益を14.8%増の70億円と見込んでいる。
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