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TRNコーポレーション/店舗閉鎖の除却損で下方修正、当期損失21億9100万円

2009年04月23日 / 決算

ハークスレイグループで店舗買取などを行うTRNコーポレーションは4月23日、1月26日に発表した2009年2月期決算の業績予測を修正した。

修正後の予測値は売上高344億4400万円(当初予測より0.7%減)、営業損失1億6400万円(当初2億7800万円の営業利益を予測)、経常損失5億300万円(3400万円の経常利益)、当期損失21億9100万円(9億8900万円の当期損失)の下方修正となった。

修正の理由は、100%子会社の店舗プレミアムが運営する直営店事業において、今後の事業計画を検討し、改善が見込まれない店舗を閉鎖するため固定資産除却損9700万円、店舗撤退損失1億7500万円、減損損失800万円を計上するため。

また、子会社の店舗流通ネットが運営する店舗運営事業でも、長期未収入金のうち回収困難と判断した債権1億4100万円、賃貸人の会社更生法申請などに伴う保証金8500万円について、追加で全額貸倒引当金を計上する。

業績改善のため、今後創業ビジネスの店舗運営事業への回帰を図り、景気後退期でも優良店舗を買取ることで、現在約600店の業務委託店舗数を1000店舗に向けて安定的に増加させる。

業務委託店には、ビジネスフィールドの提供のみならず、食材・資材、人材、マーケティングなどのあらゆるサービスを提供し、委託店との相互発展を目指す。さらに直営店における物流コストの見直し、本社の各種業務委託費用や賃料等の固定費を見直し経費の削減を進展させる。

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