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アサヒビール/芋焼酎の品質管理体制を再構築、来春に製造再開

2008年12月12日 / 商品

アサヒビールは12月11日、原料調達や検査体制など芋焼酎の品質管理体制を再構築したと発表した。

これに伴い来年3月から、9月より休止していた「芋焼酎 かのか25度」など芋焼酎5製品の製造販売を2009年3月に再開する。9月の製造休止は、一連の汚染米問題でクローズアップされた三笠フーズが販売した汚染米が焼酎用麹米の一部に含まれていたためだった。

再構築した品質管理体制では、米麹には流通経路が明確な国産米を全量使用。農協か農家までの流通経路が明確な国産米のみを使用する。グループ会社、製造委託先で使用する米原料もアサヒビール指定の米穀加工会社から調達する。芋焼酎に使用する芋も全て契約農家の生産するものを使用する。

検査体制は、農薬やカビ毒等の検査を定期的に行う。最終製品も同様に農薬やカビ毒等の検査を定期的に行う。品質監査体制は、年一回から半年に一回の割合で検査を実施することで、体制を強化する。なお、「芋麦焼酎 とんぼの昼寝25度」など3製品も、できるだけ早い時期に製造再開にこぎつけたい考え。

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