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ヤクルト本社/米国に販売網拡大、ウォルマートに納入開始

2009年02月24日 / 商品海外

ヤクルト本社は2月24日、ウォルマートはじめとする大手流通チェーンにも「ヤクルト」の納入を同日開始し、米国での販売網拡大に乗り出すと発表した。

発表された米国での販売計画の概要によると、商品名は「ヤクルト」でメキシコヤクルトから輸入する。スーパーマーケットなどでの店頭販売を行い、2009年(1月~12月)の販売計画は約11万本/日。希望小売価格は1パック当たり2.99USドル。

100%子会社のアメリカヤクルトは、セーフウェイ店舗のうちカリフォルニア州内の約200店舗でヤクルトの販売を既に開始している。セーフウェイは、米国西部とカナダ西部を中心に合計約1700店舗を展開している大手スーパーマーケットチェーン。

テキサス州では、ウォルマートグループ店舗への納入決定を契機に、24日からヒスパニック系スーパーチェーンHEBやクローガーグループ、セーフウェイグループ、食品卸のグローサリーサプライ、アジア系食品卸JFCでの取り扱いを開始する。

ヤクルトは、メキシコに2工場(グアタラハラ、メキシコシティ)を所有しており、陸路で米国に輸送する。アメリカヤクルトが開拓した現在の販売店舗数は全米約2800店舗に上る。

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