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イオン/関東地区のジャスコで「いわてフェア」

2010年10月22日 / トピックス商品

イオンは10月21日~25日まで、関東地区のジャスコ38店舗で「黄金の國いわてフェア」を開催する。

<イオンレイクタウンを視察する達増知事(右)と岡内副社長(左)>
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イオンと岩手県が共同で開催するフェアで、23日には埼玉県越谷市のショッピングセンター(SC)「イオンレイクタウン」で、達増拓也岩手県知事によるトップセールスも行われた。

達増知事は「今回のフェアを通じて、岩手県の食材や産品を知るだけでなく岩手県への興味を高めるきっかけにしていただきたい」とあいさつした。

岡内祐一郎イオンリテール副社長は「特産品の販売だけでなく、イオンレイクタウンの各所で岩手県を紹介するコーナーも設置している。ショッピングセンター全体で岩手を楽しんでいただきたい」と語った。

<イオン従業員による盛岡さんさ踊り>
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フェアのメイン会場となったイオンレイクタウンでは、イオンの従業員が参加して盛岡の地域行事である「盛岡さんさ踊り」も披露された。

イオンでは地域社会への取り組みの一環として、2007年から従業員と地域住民が一体となった盛岡さんさ踊りのイオンチームを結成し、毎年、地元でのイベントに参加しているという。

イオンレイクタウンでは、地域産品約100品目を展開するほか、いわての観光コーナーや岩手への移住・定住相談コーナーも設置、食料品売場に隣接する料理教室で「いわての料理教室」を開催し、SC内各所に設置したいわてフェアコーナーを回るスタンプラリーも実施された。

岡崎双一イオンリテール執行役員営業企画本部長は「イオンは地域の事業会社を含め全国で店舗を展開している。地方経済が活性化することは地方店舗の営業支援につながる。自治体とも連携し、大消費地である首都圏で地域産品のフェアを展開することで地域産品が継続的に消費される環境を整備したい」とフェアの狙いを説明した。

特産品の販売に加え、地域の食文化、地域の行事、地域の観光などを一体で訴求するフェアは珍しい取り組みで、イオンは今後も地方自治体と連携した取り組みを継続的に強化する方針だ。

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