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水産庁/福島原発の魚介類への影響で見解

2011年03月30日 / 商品

水産庁は3月28日、「魚介類についてのご質問と回答」を発表した。福島第一原子力発電所放水口付近の海水から放射性物質が検出されたことから、魚介類への影響について質問が寄せられていることに対応したもの。
それによると、福島県の海域においては、漁業は当分再開されない見込みで、これまで明らかになった調査結果では魚介類の放射性セシウムは暫定規制値以下であったという。
また、放射性物資が海の中に放出されても、海水の量がはるかに多く海流もあるため、その濃度は低くなるため、魚への影響は小さい。
セシウムは、カリウム(野菜や果物に多く含まれる)と同じように、魚の口から入り、えらや尿から出るため、たとえ放射性セシウムが魚の体内に入っても蓄積しない。
放射線ヨウ素については、半減期が短く(8日間)、魚への蓄積や魚を通じた人体への移行の程度が小さいため、暫定規制値を示していないと述べている。
なお、情報は随時更新する。
■魚介類についての質問と回答http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/Q_A/index.html

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