DNP／電子書籍専用の書き下ろし小説ノベルス創刊

2013年07月25日／商品

大日本印刷（DNP）は7月25日、宝島ワンダーネットと協力し、新たに電子書籍の書き下ろし小説レーベル「文力（ぶんりき）」ノベルスを創刊した。

文力ノベルスは同日から、浅倉卓弥氏とたなか雄一狼氏の連載小説2作品を、DNPグループが運営する電子書籍と紙の書籍を販売するハイブリッド型総合書店「honto（ホント）」などの各電子書店で毎週発売する。

配信日は、毎週木曜日で、honto以外の電子書店では、7月26日から毎週金曜日に配信する。標準価格は、1タイトル1話あたり税抜150円で、書店によって価格は異なる。

文力ノベルスは、新たな電子出版モデルの構築に取り組むプロジェクトレーベルで、書き下ろし小説を週一回の連載として電子書籍で配信する。

文力ノベルス専用のFacebookの開設や執筆中の作家が参加するイベントの開催など、読者と作家とのコミュニケーションの場を提供する。Facebookでは、作家からのコメント投稿や読者からの感想の投稿などを計画している。

まずは、連載小説2作品を週一回配信し、連載終了後に全話を一冊にまとめた単行本の電子書籍も配信する。紙の本としての刊行も予定する。

連載と単行本は、hontoのほか、amazon.co.jp、紀伊國屋書店Kinoppy、ReaderTMStoreなどの主要な電子書店で購入できる。

■文力ノベルスウェブサイト
http://bunriki.jp/

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