流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ユーグレナ×イトーヨーカ堂/「ミドリムシ」配合食品コーナーを全国展開

2014年04月15日 / 商品

ユーグレナとイトーヨーカ堂は共同で、栄養素に富んだ藻の一種である「ユーグレナ」入りの食品コーナーを4月15日から全国のイトーヨーカドーで展開する。商品は、食品メーカー8社と共同開発した。

参加する食品メーカーは、カゴメ、ロッテ、カルビー、ブルボン、永谷園、岩塚製菓、理研ビタミン、モントワールの8社。ユーグレナ入り野菜飲料やガム、即席味噌汁、わかめスープ、クッキーを含む9品を商品化。全国のイトーヨーカドー165店舗でコーナー展開する。

<ユーグレナ入り商品>
ユーグレナ入り商品

微細藻類「ユーグレナ」は、植物と動物の両方の性質を持つ。アミノ酸類、ビタミン・ミネラル類、DHAなどの不飽和脂肪酸といった59種類の豊富な栄養素を備え、現代人に不足しがちな栄養素を補う食材として注目を集めている。和名は「ミドリムシ」。

東大発のバイオテクノロジーベンチャーであるユーグレナ社は2005年、石垣島において世界で初めてユーグレナの屋外大量培養に成功。ユーグレナを配合した商品の開発を進めてきた。

ユーグレナ社とイトーヨーカドーは、賛同するメーカーとともに、ユーグレナを配合した食品を商品化するため、「ミドリムシカラダに委員会」プロジェクトを発足。今後、新たな食品メーカーも加え、ユーグレナ配合商品の展開に注力する。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧