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味の素冷凍食品/ポーランドに合弁会社設立、欧州向け冷凍餃子を強化

2014年10月07日 / 商品

味の素冷凍食品は10月3日、ポーランドで冷凍餃子の生産を委託しているヤボ社と合弁契約を締結し、ボーランドに新会社を設立した。6日に発表した。

新会社「味の素ヤボ」に対しては、味の素冷凍食品が51%出資し、残りの49%をヤボが出資する。資本金は約2.5億円。EU(欧州連合)地域を対象に、「チキン&ベジタブル餃子」を生産し、展開する。生産開始は2015年3月を予定。

<チキン&ベジタブル餃子>
チキン&ベジタブル餃子

新会社には商品開発室を設け、欧州の消費者向けに商品をスピーディーに開発し、日本食・アジア食市場の拡大を目指す。

ヤボが生産面を担い、販売面は欧州味の素食品が担当する。味の素冷凍食品は、開発面で技術支援を行う。

味の素冷凍食品は、欧州を北米に次ぐ重要な海外市場と位置付けており、合弁会社設立により、欧州での開発・生産体制を強化する。これにより、欧州事業の売上高を13年度の約17億円から、16年度には約40億円まで拡大する計画。

■新会社の概要
社名:Ajinomoto Jawo sp. z o. o.(味の素 Jawo)
所在地:ポーランド スロンスキュ州チェンスタホーバ市(ワルシャワ南西約250㎞)
事業内容:冷凍食品の開発、製造

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