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消費者庁/洗濯用パック型液体洗剤の事故、乳幼児に集中

2015年03月18日 / 行政

消費者庁は3月18日、国内で販売されている洗濯用パック型液体洗剤による事故情報が延べ152件に及んでいると発表した。

<代表的な洗濯用パック型液体洗剤>
代表的な洗濯用パック型液体洗剤

事故情報は、代表的な洗濯用パック型液体洗剤は昨年4月に発売を開始し、今年1月末までの間に発生したもので、3歳以下の乳幼児が72.4%と大半を占めており、ほとんどの事例が、フィルムが破れ中身が出て口や目に入ったというもの。

洗濯用パック型液体洗剤は、中性の濃縮液体洗剤を水溶性のあるフィルムで包んだ、触ると柔らかいもので、大きさは、3.6×4.1×3.0cm(平均)で、3歳児が手で持ったところ片手で覆えない大きさ。

3歳以下の乳幼児の口の大きさには入らないこと、フィルムが水に溶けやすいことを考慮すると、窒息の可能性は低いと思われるが、乳幼児は身の回りのものを何でも口に入れようとするため注意が必要で、乳幼児の手の届かないところで保管するよう注意を喚起している。

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