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凸版印刷/シート式インクジェットプリンタで高級紙を利用可能に

2008年09月18日 / IT・システム

凸版印刷は9月17日、商品券などに使用される高級紙でシート式インクジェットプリンタのUVインキ対応を実現したと発表した。有価証券発行に必要な番号印刷などに適用でき、同社の朝霞証券工場で運用を開始する。目標採用社数は2010年度までに約15社、10億円規模の適用拡大を狙う。

UVインキは、印字後に紫外線を照射してインキを硬化させる。今回の技術改良で、光沢感のあるコート紙やニス加工をした用紙に番号印刷ができ、用紙による影響が受けにくくなったという。商品券などを発行する企業は、用紙の種類を選ばず高級紙などを使用できるため、デザインの新規性を求める顧客に訴求力を持つことが出来るという。凸版印刷は今月から、、商品券などに加えトレーディングカードなど番号印刷が必要な印刷物向けに営業活動、用途展開を行うとしている。

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