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セブン&アイHD、NEC/インターネットによる新業態研究で合弁会社

2009年02月17日 / IT・システム

セブン&アイ・ホールディングスと日本電気は2月17日、合弁会社「セブンインターネットラボ」を3月24日に設立すると発表した。「流通とITの共創」をテーマに、情報化社会に本格的に対応する研究・システム開発で協力する。

セブン&アイグループの持つ小売業のノウハウとNECのシステム研究・技術ノウハウを統合。ネット社会の技術活用によって、将来の小売業の可能性を研究する。流通業でのIT人材の保有・育成により、ノウハウの蓄積・共有オペレーションを実現し、IT投資効果の最大化を図るためのシステム開発を行う。将来的には、セブン&アイグループのビジネス革新とNECグループの新製品開発に活用することを目指す。

主な事業内容は、研究とシステム開発の二つ。研究事業は、インターネットと現実を融合させたビジネスや次世代機器・新技術の小売事業への活用、小売データ活用ノウハウなどの研究を行う予定。システム開発事業については、発注者と開発者の共同開発体制確立や開発ノウハウの蓄積、システム開発・保守・運用までの一貫性追求による低費用オペレーションなどを行う考えだ。

新会社の概要
会社名:株式会社セブンインターネットラボ
所在地:東京都千代田区麹町5-4
代表取締役社長:鈴木 康弘(現 セブンアンドワイ代表取締役社長)
設立予定日:2009年3月24日
資本金:2億円
出資比率:セブン&アイ・ネットメディア 50%、日本電気40%、セブンアンドワイ10%

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