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ターボリナックス/中国電信の電話財布のRFID対応実証実験に参加

2009年04月15日 / IT・システム

ターボリナックス(東京都渋谷区)は4月13日、中国電信集団公司(チャイナテレコム)が展開する携帯決済サービス「電話財布」の新サービスとして提供予定のソニー製ICカードチップ「Feli Ca Lite」を利用した電子決済プロジェクトに参画すると発表した。

中国国内での実用化に向けた実証実験にも参加、Feli Ca Lite/サーバー間のデータ転送アプリケーション開発を行う予定。

この実験は、電話財布のシステム構築を請け負う北京銀信網創科技有限公司が主導するもので、既に電話財布を採用している銀行各行が参加。チャイナテレコムからは実験に必要なインフラが提供される予定。

ターボリナックスは、第3世代携帯電話サービスの本格的な普及に向け、RFIDを活用した決済手法も重要なテーマと認識し参加を決定した。実験内容は中国民生銀行の電話財布加入者を対象にFeli Ca Lite内蔵シールを配布し、ユーザーは携帯電話にシールを貼ることで手元の携帯電話を電子決済に対応が可能な端末とするもの。

実証実験は中国湖北省武漢市を中心にシールを配布、100台のFeli Ca対応リーダーを設置し、約半年間の期間にのべ1万ユーザー規模で行う。実験結果が良好だった場合、今秋を目処に本格展開を開始する。ターボリナックスは今回の実証実験自体は極めてシンプルなもので、必ず成功すると確信しているという。

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