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プラザスタイル/データ活用ソリューション採用

2009年09月24日 / IT・システム

ウイングアーク テクノロジーズは9月24日、輸入生活雑貨店運営のプラザスタイルが、商品売上データを分析する仕組みを構築するにあたり、データ活用ソリューション「Dr.Sum EA」を採用したと発表した。

プラザスタイルは、「PLAZA」や「MINIPLA」などの輸入生活雑貨店を国内に100店舗以上展開。「Always New’s」をスローガンに、おおよそ2週間に1回、新商品を店頭に並べることによって、顧客が
いつ来ても新しい発見がある店作りを目指している。年間13万アイテムにおよぶ商品の売れ行きや在庫状況など、常に商品販売動向を把握しておく必要があった。

プラザスタイルは、1993年にAS/400(現在のIBM i)を導入した基幹システムを構築。AS/400で処理したデータをMicrosoft Excelなどのツールを活用して分析していた。その後、何種類かのデータ分析ツールを導入したが、パフォーマンスや操作性の問題、開発コストの削減など、さまざまな課題を抱えていた。問題を解決するため「Dr.Sum EA」を採用し、データ分析の要望をかなえ、既存システムに比べ約10分の1の開発コストで、現場のユーザが使いやすいシステムを構築した。
 
Dr.Sum EAの採用ポイントは、高速な集計パフォーマンス、自社構築が可能な開発生産性、誰もが使いこなせる容易な操作性、コストを抑えるサーバライセンス。

新システムでは、売上・在庫・会計システムなど基幹システムのデータに加え、POS システム、物流システムのデータがDr.Sum EAに登録されている。年間13万アイテムにもおよぶ全店舗で取り扱う商品のデータは、Excelのインターフェイスから自由に加工できるような非定型のデータ集計に広く活用されている。店舗向けの売り上げ情報など、頻繁に利用される機能については、ウェブブラウザ上でメニューをクリックするだけで売上一覧のデータとそれに基づくグラフを表示できる仕組みを作り、定型のデータ集計としても利用されている。

Dr.Sum EAは、主に商品バイヤーや商品管理部門、直営店の管理部門が、店別、商品分類別の実績、売れ筋の商品を把握するために活用されている。サーバライセンスの料金体系は、ユーザ数が増えた際にコストを抑制するのに効果的。これまで利用者の要望に応えるため、現場の分析リクエストに応じて都度追加開発する必要があったのを、Dr.Sum EAの定型メニューを提供するだけで、ほとんどの要求に応えることが可能となった。IS部門の大幅な工数削減にも役立っている。

「Dr.Sum EA導入事例」詳細については下記URLを参照。
http://www.wingarc.com/product/dr_sum/usecase/

問い合わせ
ウイングアーク テクノロジーズ
TEL03-6710-1700  
drsum@wingarc.co.jp

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