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富士通/Web-EDI購買取引をSaaS型で提供

2009年11月12日 / IT・システム

富士通と富士通システムソリューションズは11月10日、インターネットを利用した購買取引環境を提供するソリューション「WebSERVEsmarte-COMMERCE(Web-EDI購買取引)」をSaaS型サービスとして同日から提供を開始すると発表した。

このサービスは、顧客が現在利用している購買取引システムと、取引先のICTシステム環境の違いで、システム間の連携ができずメールやファックスなどの手作業による受発注業務を行っている場合、それらの手作業をSaaS型サービスで代行するもの。提供価格はスタートアップサービスが180万円から、基本サービス(100ID)が月額30万円から、オプションサービスは月額3万円からとなっている。

WebSERVEsmarte-COMMERCEを導入した場合、購買取引データが可視化され、取引先からの問い合わせ業務を軽減する。また、口頭発注やファックス発注からインターネットを経由するウェブ取引に見直し、購買取引の作業工数を削減する。さらにID数や取引量によるサービス体系で、月額コストを抑える事が可能。購買取引データによる欠品情報から取引の機会損失を最小限に抑制できる。顧客の業務に合わせたカスタマイズも可能で、画面名称や項目名称の変更は専門知識がなくても行える。

両社は関東甲信越地域で販売を開始し、2010年度から順次全国へ展開するほか、今後3年間で100セットの販売を目指す。

問い合わせ
富士通システムソリューションズ
スマートソリューション部
e-COMMERCEサポート窓口
TEL.03-5908-1360(直通)

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