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日本ユニシス/BtoC向けリスト診断システム販売

2010年04月05日 / IT・システム

日本ユニシスは4月5日、リスト診断システム「ListDiag.(リストダイアグ)」の販売を開始したと発表した。

同システムは、通信販売や、ネット販売、店舗小売、旅行業などBtoCビジネスの経営層向けに、現状のマーケティング戦略を診断、評価、分析し、効果的なマーケティング戦略の立案を支援する。

SNSや、ブログ、Twitterなど消費者発信型メディアの広がりや、メーカー、既存小売業などの新規参入によりBtoC市場が拡大する一方、消費者の節約志向や商品選別意識が高まるなかで、これまで培った顧客分析、データマイニング、受注予測などの技術、ノウハウと、パイロットユーザー企業における検証結果を元に、BtoCビジネスを支援する情報系ソリューションとして、リスト診断システム「ListDiag.」を開発した。

BtoCビジネスでは、売上や商品だけに注視するため、正しい顧客視点のマーケティング戦略を見失いがち。リスト診断システム「ListDiag.」は、これまでにない顧客管理の指標と方針を提供することによって、マーケティングが正しく行われているかを診断、評価、分析し、効果的な顧客視点のマーケティング戦略立案を支援する。

顧客管理の要は「顧客数の推移」を注視することにある。顧客数の減少は売上減少よりも早く起こる。「ListDiag.」では売上を見る前に顧客の数を監視し、顧客管理の評価指標として、主要業績指標(KPI)と主要リスク指標(KRI)の2つの指標を提供することで、正しいマーケティング戦略の立案や的確な経営判断を支援する。

顧客状況を「危険」、「警告」、「注意」、「予兆」、「良好」の5段階にランク付けし、直感的にわかるように色分けして表示。例えば「危険(顧客数が長期減少)」は赤で表示するなど重要情報が可視化され、一目で問題の発生を発見できるようになる。

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