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パイプドビッツ/アパレル特化型ECプラットフォームに決済サービスPayPal搭載

2010年08月18日 / IT・システム

情報資産管理プラットフォーム企業のパイプドビッツは8月18日、ペイパルジャパンの世界最大規模のオンライン決済サービス「PayPal」を、パイプドビッツの提供するアパレル特化型ECプラットフォーム「スパイラルEC」に搭載し、8月からサービスを開始したと発表した。

PayPalは世界190か国・地域で24通貨に対応し、約2億2400万のユーザーが利用する世界最大規模のオンライン決済サービス。PayPalは、国内外の店舗とのマルチ通貨による商取引をサポートする日本で唯一の決済サービスでもある。

ペイパルジャパンは、「スパイラル EC」にPayPalが組み入れられることにより、中規模のブランドメーカーでも、国内や海外に独自チャンネルで簡単・安価に商圏を拡販できるようになると評価している。

「スパイラルEC」にPayPalを組み入れることで、クラウドで提供されるECプラットフォームとオンライン決済システムを日本のアパレル業が売上手数料の10%未満で利用することができるようになる。とりわけ中小規模のブランドメーカーにとって導入がしやすくなる。

ECサイト運営を継続するには会員や売上規模の拡大にともない、定期的なシステム拡大の投資が必要になる。パイプドビッツが提供する「スパイラル EC」は固定費制ではなく、売上げと連動した課金システムを採用しており、顧客の成長ステージにあわせたシステムサポートが可能だ。

業界独自のノウハウを基盤にブランドメーカーの立場に立ったアパレルソリューションを提供することで、本業であるデザイン・生産に力を入れる環境づくりを支援する。アパレル業界のインターネット直販をサポートしていく考えだ。

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