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遠鉄百貨店/インターネットショッピングの顧客情報流出

2010年12月11日 / IT・システム

遠鉄百貨店は12月3日、10月以降、クレジットカード不正使用に関する複数の照会を受けたことに伴い、第三者機関による調査をしたところ、不正アクセスが判明し、顧客の個人情報が窃取され、社外に流出したと公表した。
12月10日までに判明した流出情報は、2005年6月から2010年7月までにお中元、お歳暮、おせち料理のインターネットショッピングサイトを利用し商品を注文した2079人と商品の届け先5479人の情報。
2000年6月から2004年12月までに同様のサイトを利用し商品を注文した610人、商品の届け先678人の情報。
クレジットカードのカード番号・有効期限・カード名義・カードブランドのクレジットカード情報は2689人が使用した3018枚分となっている。
現在、特別対策チームを立ち上げ、関係省庁への届出及び警察への相談を行い、引き続きVISA・MasterCard両社公認の調査会社に調査を依頼し、原因究明に努めているという。
「今回の事態を厳粛に受け止め、二度とこのようなことを起こさぬよう、再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります」(同社)としている。

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