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NEC/クラウド型企業間受注支援サービスを販売

2012年09月14日 / IT・システム

NECは9月14日、企業が取引先から注文を受付ける際に必要な機能をクラウドサービスで提供する企業間受注支援サービス「WEBPSN/EC」を販売開始した。

<WEBPSN/ECの概要図>

WEBPSN/ECは、注文機能、個別見積機能、特価申請機能、納期回答機能など、企業間取引の受注業務に関連する機能を標準化しクラウドサービスで提供する。

また、業界や企業ごとの業務特性や商品特性に合わせた、個別機能も追加可能となっている。

現在、企業が取引先と行う受発注業務の多くは、電話や紙の注文書でのFAXやメールなど、取引先によって異なる手段で行われている。

サービスを利用することで、電話やFAXなどの受注業務にかかる人件費を約1/3~1/4に削減でき、クラウドのため、個別に受注システムを構築する場合と比較し導入期間を約1/2に短縮できる。

なお、多言語・多通貨への対応も可能で、海外の取引先からの受注処理にも利用することができる。

商社や卸売業が利用する場合、仕入先への注文機能や、仕入先から取引先(発注企業)への出荷や納品状況などのステータス管理機能などにも対応可能となっている。

初期費用は、基本加入料50万円(税別)と、必要に応じて各社個別の環境構築費用からなり、月額利用料金が20万円(税別)からとなっている。3年間で200社への提供を目指している。

なお、本サービスを申込の先着30社には、基本加入料無料のキャンペーンを行います(2012年12月末まで)。

■クラウド型企業間受注支援サービス「WEBPSN/EC」
http://www.nec.co.jp/outsourcing/mpfs/scm/sellwebedi/index.html

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