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プラネット/メーカー・卸売業間の新サービス、メーカー37社参加

2013年02月04日 / IT・システム

プラネットは2月2日、メーカー・卸売業間で手軽に双方向のデータ交換を実現できるメーカー向け新サービス「MITEOS」(ミテオス)を開始した。

<MITEOS概念図>

MITEOSは、パソコンとインターネット接続環境があれば、現状の受注業務に大きな変更を加えることなく、卸売業からEDI経由で送られた発注データを受信して、仕入の情報を送信する、という双方向のデータ交換を簡便に実現できるサービス。

メーカー37社と、日用品・化粧品やOTC医薬品、医療衛生用品業界のEDI利用卸売業7社との間でサービスを開始し、2年後にはメーカー200社の利用を目指す。

MITEOSの主な機能は、受注確認と仕入情報作成で、メーカーが卸売業の注文情報(発注データ)をWEBで受信すると、受注一覧として画面に表示する。

その情報は発注書の控えとして印刷できるほか、タブ区切り(TSV)形式のテキストデータとしてダウンロードできるため、自社システムに連携させ、受注業務の効率化や省力化を図ることができる。

仕入情報作成は、メーカーが卸売業に売り掛けた内容を示す仕入伝票(仕切書や納品書とも言う)に相当する仕入情報を作成時に、元の受注情報が画面に反映されるため、入力の手間が減り、ミスを防止できる。

メーカーの担当者は、自社の伝票番号や商品単価など、必要な情報を追加で入力し、ボタンを押すだけで、仕入データとして卸売業へ送信できる。

この機能を活用すれば、仕入伝票の郵送が不要になり、郵送費等のコスト削減にもつながる。

■MITEOS(ミテオス)
http://www.planet-van.co.jp/maker/miteos_m.html

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