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モトローラ/小売業向けソリューションと新製品3機種を発表

2013年02月21日 / IT・システム

モトローラソリューションズは2月21日、最新の小売業向けソリューションとリテール向け新製品3機種を発表した。

<MC40>

<SB1スマートバッジ>

<NX 9500 統合サービスプラットフォーム>

3機種の内、「MC40」モバイルコンピュータは、モトローラ・ソリューションズ初の小売業向け多目的コンピュータ。

紙に印刷されていたり、顧客のスマートフォン、携帯電話の画面上に表示されている1Dと2D バーコードを正確にスキャンできる高度なイメージャ技術を搭載した。

全方向性スキャニングとしてオートフォーカスするのでデバイスとバーコードの位置を合わせる必要がない。

4.3インチの大画面のタッチ式ディスプレイを採用し、表示領域が大きく、顧客への商品比較などに適している。

在庫管理アプリケーションとの連携で顧客を待たせないモバイル接客端末として活用できる。

MC40のの価格はオープン価格で、発売開始は3月末を予定している。

「SB1スマートバッジ」は、小型で110gと軽量なウェアラブルモバイルデバイス。

従業員にタスク管理、価格チェック、在庫確認など、各アプリケーションを提供して、生産性と顧客サービスを向上させる。

高度なイメージャを搭載しているので1Dと2D バーコードが正確に読み取れる。

E Inkの3インチディスプレイを採用し、どんな照明条件下でも読みやすく、1回の充電で 14時間以上の電池寿命が確保されるため、複数シフトでの運用が可能となっている。

モバイル従業員管理(Mobile Workforce Management: MWM)等のタスク管理ソフトウェアを利用すれば店舗内のほぼ全ての従業員をシステムでつなぎ、日々の業務指示を配信し、特定のタスクに最適な従業員を判断し業務指示を行う。

タスクの開始から完了までの時間データを集収する事で、業務分析に役立てる事も可能になる。SB1の価格はオープン価格で、発売開始は4月下旬を予定。

無線LAN(WLAN)インフラストラクチャは、店舗に来店する顧客とつながり、従業員を効率的に活用するためのネットワーク基盤。「NX 9500 統合サービスプラットフォーム」は、IT担当者のネットワーク全体の配備、制御、管理を簡略化し、ダッシュボードを提供して有線、無線、ネットワーク保証の各サービスを支店で一元管理することができる。

小売業ではNX 9500を利用して、ゲストアクセス、解析、ロケーションサービスを配置して顧客のショッピング体験を高めることもできる。

価格はオープン価格で、発売を開始した。

また、モトローラ・ソリューションズには、ショッピング体験に変革をもたらすテクノロジーのプラットフォームとしてAirDefneseの近接認識機能がある。

ビーマップが保有するWi-Fiソリューション「スマートプッシュ」との連携を実現。この連携機能を利用する事で店舗内の顧客の場所に応じたワンツーワンマーケティング等が容易に可能となる。

■MC40 業務用スマートディバイス(PDA)
http://www.motorola.com/Business/JP-JA/Business+Product+and+Services/Mobile+Computers/Handheld+Computers/MC40

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