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GMOペイメントゲートウェイ/配送通知付きネットスーパーシステムを提供

2009年04月07日 / IT・システム

GMOペイメントゲートウェイ(東京都渋谷区)は4月7日、対面スーパーを運営する事業者の販売チャネル拡大のためネットスーパー仕様のクレジットカード決済サービスを開発したと発表した。

同時に、ネットスーパー事業を展開するNEO BEAT(大阪府大阪市)と提携し、NEO BEATが提供するネットスーパーシステムにネットスーパー仕様のクレジットカード決済サービスを搭載し、共同販売していくことで合意した。

今回のサービスは、ネットスーパーで生じる売切れや返品に対応できる柔軟な決済サービスを志向し構築したもので、今年度中に新規参入10社へのネットスーパーシステムの提供を目指す。

主要機能は商品売切れに対応し、注文時点では仮決済、商品確定後配送時に本決済を行う配達時決済、注文後の金額変更を自動化する金額変更処理機能による返品対応、不在で配達できなかった場合など、決済処理後でも商品キャンセルが可能なキャンセル対応、ビザやマスターカードなど5大ブランド以外のハウスカードでも利用が可能なハウスカード利用など。

今回のNEO BEATとの提携では、この決済サービスに加えて位置情報システムを利用して配送の状況を追跡し、届ける10分前に注文客の携帯電話に自動配信を行い不在による不届けを防ぐ「配送お知らせ」、店舗周辺の世帯情報を元に会員獲得予測や売上を予測し、配送時間を元に配送コストを試算できる「商圏分析システム」、導入済みのPOSなどの商品管理システムと連動させる「基幹連動システム」などを共同で提供する。

このシステムは、同社とNEO BEATがイズミヤにネットスーパーシステムを納品した際のシステム構築・提供ノウハウが反映されているという。

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