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セールスフォース／企業の「ソーシャルマーケティング」支援サービスを強化

2012年12月10日 ／ IT・システム

セールスフォース・ドットコムは、「ソーシャルリスニング」サービスを提供する国内ベンチャー企業との関係を強化する。これにより、自社の「ソーシャルマーケティング」支援サービス「Salesforce Marketing Cloud（セールスフォース・マーケティング・クラウド）」の機能などを拡充する。

ソーシャルリスニングとは、Facebook（フェイスブック）やTwitter（ツイッター）、ブログなどのソーシャルメディア上で交わされる数億件に上るやり取りをリアルタイムで収集し、マーケティングや営業、サービスの各部門における戦略立案などに役立てる手法をいう。特定企業のファンを特定し、その企業が持つブランドの現状を的確に把握するうえで有効とみられている。

同社は12月6日、企業向けにソーシャルリスニング・サービスを提供する「ホットリンク」への投資と、パートナー契約の締結で合意した。ホットリンクは、「クチコミ＠係長」で知られるソーシャルメディアのモニタリング・分析技術を提供している。

今回の契約により、セールスフォースは、ホットリンクが保有するブログや掲示板といった国内の各種ソーシャルメディアのデータを自社のソーシャルマーケティング支援サービス「セールスフォース・マーケティング・クラウド」で提供できるようになる。

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