流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ケーズHD/売上高11.6%増、営業利益65%増

2010年02月01日 / 未分類

ケーズホールディングスが2月1日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は4746億6300万円(前年同期比11.6%増)、営業利益142億1200万円(64.9%増)、経常利益193億8900万円(39.5%増)、当期利益107億8700万円(46.3%増)となった。

第3四半期は現金値引と自社のサービスを将来に渡って享受できる「あんしんパスポート」の加入促進などの営業活動を展開。また、公正な価格表示の推進やリサイクル品の適切な対応などに努め、昨年4月に「オール電化事業推進室」を新設。一部の店舗で太陽光発電パネルの展示販売を開始した。

連結売上高は、上期のエコポイント制度開始を待つ買い控えの影響は見られたが、下期はエコポイントの追い風もあって好調に推移。利益面でもエコポイント効果によるワンランクアップの大型テレビや、エコロジー意識の高まりによる高性能大型冷蔵庫が好調だった。

このほか、競合店に対抗できる適正価格販売への見直しを進め、定数定番システムの進捗による在庫の適正化も進み収益率が向上。販売費・一般管理費も効率的に運用され、利益面では前年を大幅に上回る成果を挙げた。

店舗面では、直営店34店を開設する一方、直営店10店をスクラップにし経営効率の改善を図った。これで期末店舗数は333店(直営店321店、フランチャイズ店12店)となった。

通期は売上高6370億円(10.9%増)、営業利益172億円(45.7%増)、経常利益239億円(27.0%増)、当期利益134億円(30.9%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧