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エイチ・ツー・オーリテイリング/4月の百貨店売上6.7%減、落ち込み幅縮小

2009年05月18日 / 月次

エイチ・ツー・オーリテイリング(2009年3月期連結売上高:5095億)が5月18日発表した、4月の営業概況によると、百貨店事業は6.7%減、スーパーマーケット事業0.8%増となった。

百貨店事業では、月後半は気温が低下したため、ファッションの動きは鈍化したが、中旬は阪急百貨店と阪神百貨店が共同で実施した自社カード顧客向けの施策が奏功し、春物ファッションの動きが活発化。

両本店の食料品売場で共同販促として、17時以降の顧客ニーズに合わせた施策を強化したことで、売上の落ち込み幅は3月に比べると縮小した。阪急百貨店メンズ館では4月から新しく「阪急百貨店メンズ館マイレージカード」を導入し、4月末時点で約1万人が入会した。

スーパーマーケット事業については、食品スーパー部門で、4月1日に京都・伏見に「阪急オアシス伏見店」をオープンし、店舗数は59店舗となった。

24日には「阪急オアシス服部西店」がリニューアルオープンした。3月に引き続き客単価が下がり、既存店売上は前年実績を若干下回ったが、新店の売上が加わったことにより、食品スーパー全体では前年を上回った。

製造事業では3月末にオープンした、いなり寿司専門店「豆狸」2店舗の売上が好調に推移した。

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